吉備中央町の円城ふるさと村に行った事がありますか?
円城寺という寺院を中心に形成されて門前町の様子が良く残されている事で岡山県のふるさと村制度に指定されたスポットです。

門前町とは何ぞやという事を学ぶ上では貴重なエリアですが、意外とスポットが少ない。最盛期には塔頭14坊、末寺6ヶ寺とされた寺院も、現存するのは医 王院と地蔵院を残すのみ。
観光客を迎える為の施設も郷土料理「くさぎ菜のかけめし」を提供する飲食店があるのみ。

ちょっとボリューム的に物足りません。
観光情報も発信している身としては他に見て回れるスポットを提案できやしないかと、足を延ばして倉ヶ一地蔵というスポットまで進んできました。

こちらです。

寛保年間(1741~1744年)に祀られた地蔵です
悪疫の侵入を防ぐために村の入口に築かれる辻仏です。上田東村と円城村の境に築かれ、両村を守ってきたものと思われます。 特別に希少なものではないものの、江戸時代の民間信仰が伺える点では興味深いスポットです。

ここまでがふるさと村の中心部である円城寺から徒歩で6分くらい。次を考えると松尾神社が徒歩15分先にありますが、そこまで行くと往復40分とやや遠くなってしまうので後は道の駅に移動してお土産を購入して…というような感じでしょうか。




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