消滅可能性自治体発表 岡山は10市町 早島町は「自立持続可能性自治体」(人口戦略会議)(https://news.yahoo.co.jp/articles/c0a967d55b128d46e5cde5b5bca6cc5b3a488ea1?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240424&ctg=loc&bt=tw_up

少し前に消滅可能性自治体のニュースが出ていて、岡山県の状況を見たいなと思っていたらOHKのニュースになっていました。
岡山県で消滅可能性自治体に選ばれたのは10市町。
逆に人口減少率が少ない自治体(自立持続可能性自治体)として、早島町が県内で唯一選出されました。

消滅可能性自治体は?

市町を挙げる前に定義を紹介しておきます。
2020年から30年間での20~39歳の女性の人口が50%以上減少する事が予想される自治体が消滅可能性自治体です。
子供を産む人口が減少する事が定義なのですね。この定義に関しては高齢出産も増えてきていたりするので、異論反論もあると思いますが…、一応そういう定義という事でご了承ください。
では市町一覧を。

・備前市(62.7%)
・高梁市(62.3%)
・笠岡市(59.9%)
・新見市(57.4%)
・吉備中央町(53.9%)
・久米南町(53.0%)
・井原市(52.6%)
・真庭市(51.9%)
・玉野市(51.2%)
・美作市(51.1%)

減少率の高い順での表示です。
我が故郷の玉野市もランクインしています。

ただ現状の人口がバラバラなので、減少率だけで論じるのも違うような気がします。
このリストの中では久米南町が最も人口が少なく、2024年3月末時点で4,366人です。逆に玉野市は最も多い54,626人です。
危機感や対策の火急性などは違ってきます。

出産する事が多い世代の女性の減少率だけにフィーチャーしているので、余り参考にしすぎるのも微妙な気はしますね。たとえ話ですが、このパーセントが少なくても、例えば同世代の男性が少ない場合、女性の未婚率や結婚相手を市町村外に求めて流出したりするような事にもなるでしょうし。
逆に既に人口の減少が進んでいて、減少率が緩やかになっている状況の自治体が外れたりもする筈です。

言葉のインパクトで煽った表現のようにも思えますね。もちろん危機感を持って取り組むことは大切なのですが。

自立持続可能性自治体は?

岡山県内で唯一早島町が選ばれたのが自立持続可能性自治体です。
これは先に挙げた数字が20%未満と予想される自治体です。早島はなんと14.6%です。

これは単純に凄いなと思います。
全国でも65の自治体だけです。これだけの数字なので、早島に関しては移住するなら早島はお勧めというのはあると思います。
交通の便で人が増えている印象で、買い物などに関しては寧ろ不便な方に分類されるような印象もありますが…。
意外だったのは人口が伸びている総社が選ばれなかった事ですが、パーセントが基準なので人口が多いと選ばれづらいのかもしれませんね。岡山、倉敷、津山と言った人口の多い自治体も入っていませんし。

 




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