新型コロナウィルスの流行が世間を賑やかせていた頃、玉野市築港の飲み屋街の片隅にラーメン屋が出店していました。
場所は飲み屋街の中でも跨線橋寄り、以前はパチンコのマンモスがあった付近です。
ラーメンだけではなく皿うどんも扱っているのですね。
何かのお店だった跡に入居しています。
「宇野ちゃんぽんめん」というフレーズに、開拓者の意気込みを感じます。
店内はこんな感じ。
ラーメン屋には似つかわしくないおしゃれさ。BGMはブリティッシュロックが流れていました。
カウンター席を中心とした構成で、電子マネーでの支払いにも対応。トレイにお金を置いて店員さんと直接のやり取りが無いように配慮されているのが、コロナ禍以降に出来たお店だなと思いました。
今回の注文は焼き飯セット。
ちゃんぽんめんのレギュラーサイズに焼き飯のセット。
これで980円。これはお安い…!
ちゃんぽんめんは面はやや太めで、野菜にしっかり火が通っていて香ばしいのが個人的には凄く好きでした。
ところで。
この器に書いてあるKANI。岡山県のラーメンマニアならどこかで見た事があると思い当たるのではないでしょうか。
これ、ドテキリの復活を掲げて立ち上げられた「フードスタジオDoTeKiRi」でラーメンを提供する際に用いられていたものです。
運営会社ごと廃業した後に食器類が中古市場に流れていたのか、オープンする際に入手したそうです。
玉野市内ではそこそこ有名な倒産事例だと思うのですが、どうなのでしょう。
玉野市の築港周辺はラーメンの強豪店が少なくありません。徒歩圏内でもくるまや、萬福軒、げんこつ屋がそろい踏みします。
また食べに行きたいお店なので、応援してます。