西村京太郎さんの作品で、岡山を舞台にしている作品を読んでみましたよ♪
舞台は岡山で、事件のキーワードとなるのは竹久夢二さんでした。
聖地巡礼(笑)。
どこも行った事がある場所だったのですが、読んだ方のイメージが湧きづらそうなところを二箇所ピックアップしてみますね。
まずは竹久夢二さんの生家です。
明治から昭和初期にかけて活躍した画家で、特に美人画で知られています。
作品中でも触れられている通り、その美人画の多くは実際に関係があった女性をモデルとしたものです。
そんな彼が生まれたのが岡山県です。
瀬戸内市邑久町の本庄というところに左の写真のような家が有り、ここで神戸の中学校へ進学する15歳までを過ごしています。
なので岡山県には作品中にも登場した夢二郷土美術館があったり、県内でもたまにイラストを見かけたりする事があります。
生家があるのも、事件の中で重要な意味合いを持っていた牛窓の再開発の問題があった場所も、どちらともが岡山県の瀬戸内市の中にあります。
夢二さんの生家はご覧のとおり静かな佇まいで、年に数回はイベントがあるので、もし来られる際はイベント情報の確認をしておいた方がいいかもしれませんね。
そして、湯郷温泉。
十津川警部が容疑者を探して訪れた場所ですね。
山の中を抜けていく風景に、本当にこんな場所に温泉街があるのかと思ったそうですが、こうして航空写真で観てみると、本当に山の中ですね。
岡山県の温泉街というと、こういう地形のところが多いせいか、僕は違和感を感じたことはないのですが、西村京太郎さん、十津川警部の目からはそういう感じを受けたんだなぁと、妙に感銘を受けてしまいました。
白鷺が足の傷を癒しているところから発見されたという言い伝えが有り、別名は鷺ノ湯とも呼ばれています。
奥津温泉、湯原温泉と合わせて美作三湯と呼ばれる、岡山県を代表する温泉街の一つなんですよ♪今でも昔テレビで見たような温泉街の面影が残る、歴史ある温泉街なのです。
距離も比較的近い場所にあるので、1~2泊出来る予定を組めば、三湯制覇も可能です。
写真提供:岡山県