外出した帰りに灘崎町のプラッツに立ち寄ると、珍しいお弁当を見つけました。
こちらです。
こちらが包装紙です。
もうすべてが書いてありますね(笑)
とんとこ飯…、つまり鮒飯ですね。
岡山市南区などの用水路が多いエリアで食べられる郷土料理です。用水路を鮒が泳いでいるので、それを食べる習慣も同時に育ったのです。
うちのブログでも過去にふな飯の具材である鮒のミンチ「ふなミンチ」を紹介したことがあります。
鮒の肉で作ったミンチで、これを用いた丼物が鮒飯です。
小骨が多いので好き嫌いが分かれますが、私は好きです。…と言っても、私の出身地である玉野市玉地区では鮒を食べる習慣はなく、岡山市の興除に出てから知ったメニューです。
では実際のお弁当を見てみましょう。
じゃーん。
電子レンジで温めるだけで、伝統的なスタイルの鮒飯の完成です。
この状態ではただのお汁に見えますが、ご飯もたっぷり入ってます。
このメニューは山陽学園と両備ホールディングスが共同で開発したメニューです。
数年前にニュースで見ていて、その時はタイミングが合わずに食べられずじまいでした。てっきり単年で終わったメニューだと思い込んでいましたが、その後も続いていたのですね。
両備プラッツは店舗数が少ないので、近くにないという人も多いと思います。
しかし地元企業が運営するスーパーだけあって、たまに郷土料理を置いてあったりします。
近くにないという人も、近くを通る事があれば試しに寄ってみて下さいね。もしかすると掘り出し物の郷土料理を見つけられるかもしれませんよ!