大型連休前の定番ではありますが、山陽新聞にこんな記事が掲載されていました。

ブルーラインで相次ぐ死亡事故 岡山県警 GWの安全運転呼びかけ(https://www.sanyonews.jp/article/1545336

記事によると過去5年間における岡山ブルーラインの事故は65件、内16件が車両のはみ出しによる正面衝突になっています。
多少のカーブはあるものの、単調に続く自動車専用道路としてはやや多めの印象です。
記事では岡山県警からの意見として、信号が無いので注意力散漫になる事と、場所によっては景色が良いので脇見運転になってしまう事が挙げられています。

こちらはブルーラインの君津インター付近の動画です。
中央分離帯が無いのも事故の原因の一つとして挙げられています。確かにところどころにポールが立っているだけですね。
ガードレールや縁石のような車が対向車線にはみ出すこと自体を防ぐ物の必要性が挙げられていますが、予算が膨大になるのですぐに対応するのは難しいようです。
交通量もメチャクチャ多いという訳ではないので、ブルーラインに集中的に予算を割くのは難しいのでしょう。

記事中では「平日の日中に走ると交通量が多く、制限時速60キロの範囲内で流れる」とありますが、確かに岡山市寄りのエリアではそうだと思います。
しかし備前寄りになってくると、結構な速度が出ています。バイクで移動していると、隙あらば追い抜いてやろうという車間距離の自動車もいます。危機感を高める意味でもネズミ捕りの頻度を挙げたり、以前あったオービスを再び設置したりとか、そういう対策で効果が得られるのではないかと思います。

それと個人的に思うのは道の狭さかなぁと。

全線開通が1977年。大型トラックも走りますし決して狭い道ではないですが、乗用車も大きくなってきていて、ちょっと余裕が少なくなってきた部分もあるのではないでしょうか。
場所的にも予算的にも拡張というのは現実的ではないでしょうし、自分で書いておいてアレですが、工事が必要なほど狭くもありませんし。ただ要因の一つではないかと思うくらいです。

話しを戻しますが連休になると普段は運転をしない人も増えますし、遠方から来られると道路のローカルルールが違ったりすることもあります。自分が気を付けるだけでは事故が避けられない状況が発生する事も充分に考えられます。ルート的に仕方ない、この道じゃないと大回りになる…というような事情もあるとは思いますが、なるべく広い道、安全な道を行程に取り込むようにするのも対策としてアリだと思います。
無事に連休明けを迎えましょう。




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