矢掛町の観光客で賑わうエリアをゆっくり走ってきました。
矢掛町は平成の大合併の後くらいから観光にかなり力を入れてきています。
単独でやっていく為に、強みを伸ばす方向に舵を切ったのでしょう。旧山陽道の道は舗装なんかも凄く綺麗になりましたし、新規出店のお店も豊富で最近では食事に困る事もありません。
物販が無い珍しいスタイルの道の駅も当初はどうなるかと思いましたが、商店街への賑わいに上手く繋がっているようです。（注：矢掛町の道の駅はお土産の紹介のみで、販売は行わずにお店を紹介するに留めるというスタイルを採っています）
個人的な懸念点として倉敷美観地区のようにはなって欲しくないなと思います。
方向性としては似ていますし、もしかしたらベンチマークになっているのかもしれません。しかし新規出店が大手企業の出すお店ばかりというような状況になると、ちょっと面白みに欠けてしまいます。そういうのは倉敷美観地区があれば充分かな、と。
今のような個人が作るお店が中心になっている状態が、ちょっとした穴場探しな感じがあって好きですし、そういう住み分けになってくれればいいなと勝手に思っています。