建物の老朽化の為に建て替えが予定されている玉野市役所の本庁舎。
ネット上に新庁舎の完成予想図が出ていたので、無断転載します。(堂々)

御覧の通り。
デザインは船をモチーフにしているそうです。
新市民病院建造の為に取り壊された旧総合文化センターの建物も船をモチーフにしていましたが、雰囲気的には似ているような気がします。

私的な意見としては市役所の建物に用いるほど、今の玉野に船(フェリー)のイメージは無いような気がします。
もちろん今でも直島などへのフェリーは運行していますが、なんとなく懐古的な感じを受けます。
この後、半世紀は使い続けるであろう建物です。宇高航路が無くなった玉野の将来を示すようなデザインを模索しても良かったのではないかと思います。

でもデザインを否定する気もありません。最近の役所の建物は味気ない普通のビルのようなデザインが多いので、市の象徴として目を引く感じは良いと思います。
ただし多少の変更が行われる可能性があるようです。この記事を書いている時点で詳しく調べていませんが、何かしら基準を満たさない部分があったとかで計画の手直しが必要になっているようです。どこが引っかかっているのかによりますが、建物の外観が変わってしまうケースもあるかもしれません。

そういえば新市民病院の外観も。
こちらも無断転載です。

なんとなく児島の市民病院を思い出しました。
それと先に挙げた新庁舎の予想図とも似ていますね。距離的にも近いですし、多少寄せているのかもしれません。

新市民病院については期待しています。私は目が悪くて定期検査を受けていますが、以前は玉野市民病院でした。
それが市民病院が眼科をやめるという事で玉野三井病院に変わったのですが、これで再び市民病院に戻れます。厳密には玉野市民病院と玉野三井病院が合併しているので、戻るというよりは通う場所が変わるだけなのかもしれませんが。
玉野三井病院は駐車場が狭い…というか、一台に対する枠が狭いんですよね。駐車するのは良いとして、診察を終えて戻ってきたら隣の車が近すぎて乗れなくなるようなシチュエーションに陥る事があったり、なかなか難しい場所でした。

ただ半面では私の故郷である玉野市玉地区から入院施設を備える規模の病院が失われるのは寂しい気もします。
玉野三井病院は三井造船(現・三井E&S造船)の企業立病院で、造船所で怪我をした人に対応する事が大きな目的の一つです。市民病院までの距離や、三井病院が出来た頃と現在の医学や技術の違いなどから、もう隣接する場所に病院がある必要性は無くなったのでしょうか。
それに既に三井E&S造船自体が病院を抱える程の規模ではなくなっている事もあるのでしょう。跡地の活用方法として、三菱重工マリタイムシステムズに企業立病院を検討してほしいなと思ったりしました。かつて水島にあった三菱病院を再び!




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