※この記事は御札の家が残っていた時点で書かれています。
サイトでお札の家について紹介している記事が順調なアクセスで推移しています。
…と言っても、内容は侵入した写真などではなく、ネタバレです。
→参考記事:お札の家
これはそもそも岡山いろいろ情報というサイトに掲載されていた内容です。
私のサイトの記事中でも触れている通り、御札の家は天地教の教会だった建物です。
建物内に残されている御札も天地教の天地大神の文字が記されており、その事は間違いないようです。
今回はその天地教について尋ねるメールがあったので、少しだけ記載します。
どこにある?現・天地教
移転した新しい教会は旧教会(お札の家)から近い場所にあります。
旧神社の近くの小学校の横に石の看板があります。
この看板は由加山の蓮台寺、由加神社本宮へ向かう途中の途に交差点の直ぐ側にあります。由加山への看板と勘違いしていた人もいるのではないでしょうか。よく見ると「←天地教會本部」と書いてあります。
方向は蓮台寺とは逆方向で、この看板から車なら数分、徒歩でも十分もあれば到着する距離です。
ただし天地教本部は信者以外の参拝、立ち入りを禁止しています。
オープンな寺社に慣れている方は驚くかも知れませんが、新宗教では特に珍しいことでは有りません。
なので興味本位で立ち入ったり、話を聞こうという事は出来ません。
これは以前に私が確認しました。
天地教について(歴史)
では天地教とは?について少し解説します。
天地教は天地大神を祭神とする神道系の宗教で、創設者は三木さんという女性(故人)です。
明治生まれで家業の織物問屋で商売をしていましたが、昭和初期に神託を受けました。
それからは商売はやめ、悩み苦しむ人々の救済に生涯を捧げました。
創設者の名字は過去にゼンリンの住宅地図に掲載されていた御札の家の名字とも一致しています。
宗教施設の遺構が心霊スポットになるというのは珍しいことでは有りません。しかし御札の家は廃止ではなく移転です。
関係者の方も現状については気持ちの良いことではないでしょう。
心霊ネタについて余り細かい事を言うのは興醒めとは思いますが、個人的には御札の家に関しては信者の方の心境を思うと、この噂は終息していくべきだと考えています。
関連リンク:失われた御札の家と昨今の心霊スポット事情を憂う
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