玉野市の三井生協荘内店が2023年11月いっぱいで閉店です。既に何件か情報を頂いていたものの、公式の発表が無いので取り上げなかったのですが、ついに店頭に告知が来ていましたね。
去年の3月にはリニューアルオープンしたものの、寧ろ客足は減少の一途をたどっていました。工事期間中に近隣にあるニシナやスーパードラッグのコスモス、ザグザグなどに客を取られてしまったのではないでしょうか。
閉店後には生鮮食品を扱うディスカウントストアの出店が決まっているとのこと。建物もこのまま使うようで「改装」という言葉が出ています。
前の店舗から移転して、もう四半世紀くらい経つのでしょうか。それでも商業施設としてはまだ新しい建物です。次のお店の飛躍に期待しましょう。
個人的にはやや驚きでした。
荘内店の客の少なさは危険な水準にあると思っていましたが、それでも閉める店舗が出てくるなら田井店が先だろうと考えていました。田井に関しては生協から徒歩圏内でわたなべ生鮮館、そしてダイソーの大型店舗と同様のラインナップのお店が揃っています。
少なからず公益性を有する生協として考えれば、地元への影響が僅少な店舗ではないかと考えたのです。近くに競合店があるという点では荘内店も同じですが、岡山市側にしばらくスーパー空白地帯が出来てしまいます。
それがディスカウントストアとのバトンタッチという形で阻止されたのは、市民としては素晴らしい対応だと賞賛すべきでしょうが、半面で寂しさも感じてしまいます。