倉敷市児島地域を散策していると、倉庫のような建物が見えてきました。

倉庫にしては窓がしっかりついている…と、近づいてよく見てみるとトレーラーハウスのようです。
トレーラーハウスとはタイヤのついたシャーシの上に建造物を載せたもので、動ける状態にある限りは車両扱いになります。

この特徴を利用して家や事務所が建てれらない場所に、車両として建物を設置できるという裏技もあるそうです。

ただし、これは壊れていますね…。
写真では分かりづらいですが、既に建物内部は草木に侵食されています。

近づいてみると窓の多さに驚かされます。
トレーラーハウスのイメージが居住性のあるコンテナのようなものでしたが、これなら普通の家と全く変わりません。昔のカラオケボックスを彷彿とさせます。

別角度から。
よく見えませんが、下は動かせる構造になっているようです。
ただしトレーラーハウス自体には動力はなく、引っ張る車が必要です。昨今ではキャンピングカーも人気ですが、トレーラーハウスは動力を持たないので車のような故障がなく、例えばこれほど傷んだ状態でも下のタイヤを動く状態にさえ出来れば走り出せます。

この土地の活用方法が決まったら、ある日忽然とこのトレーラーハウスが消え去ったりするのかもしれませんね。

こちらもお勧め  たまの湯デザインの自販機を見てきたよ!