先日、サブ機に導入したLumix GF90。
僕はフォーサーズレンズを幾つか持っています。
それらを同社のミラーレスであるE-M1で使うためにMMF-3というアダプタも持っています。
ただし、これを本来の性能で使えるのは位相差AFを備えている機種のみです。
GF90はもちろんそれを備えていません…が、好奇心で試してみました。
俺のLumixちゃん、可愛くなくなった。
フィルター径が72mmのフォーサーズレンズ(11-22mm)です。
実際に使ってみると、やっぱりAFは遅いです。
2~3秒ほど「あれ?あれ?」みたいな動きがあってからAFが決まる感じです。
しかし思っていたよりは早く合います。
動いているものは絶望的ですが、短気な方でなければ風景写真もギリギリ実用範囲内です。
室内での雑貨、食べ物の撮影などなら充分に活用できます。
ただしフォーサーズの装着も前提になっているE-M1と比べると装着した際の安定性も違いますし、GF90には長く使っているとマウントを傷めてしまいそうな危うさがあります。
レンズ資産を持っている方は試してみてはいかがでしょう。
ちなみに今回はMMF-3というアダプタを付けていますが、類似商品にMMF-1とMMF-2があります。
MMF-3は防滴防塵に対応した上位グレードに辺り、MMF-1と2はそれらの機能がありません。
MMF-1とMMF-2の違いはサイズで、少し大きめのアダプタである1を軽量化したのが2です。
基本的な性能は1~3でほぼ違いはありません。
試して見る程度なら、安く入手できたりサードパーティからも類似品が出ているMMF-1やMMF-2の方がおすすめかも知れません。