以前に紹介した事のある津山市時代の作陽音楽大学(現・くらしき作陽大学)の寮ですが、写真を整理していると未公開のままになっていた周辺の写真がもう少し出てきたので紹介します。
まずは常盤寮から。

こちらです。
私が津山市に来る際はこの前を通っていたので、前から気になっていた建物です。
近所の人にお尋ねして常盤寮だと教えて貰いました。

大学移転後は他に転用される事は無く、一階部分の空きスペースのみ学園関係者の駐車場になっているようでした。
と言っても御覧の通り大したスペースはありません。完全に余計なお世話ですが、あえてここに駐車する理由が気になりますね。

別角度から。
某サイトに常盤寮を心霊スポットとして紹介しているところがありましたが、階数が異なるというお粗末な内容でした。しかしそのように語りたくなるのも分かるような、絶妙な迫力があります。窓から誰か覗いてないかな…?

換気をしているのか、それとも窓が割れて外したままなのか、窓が開いたままの部屋が幾つか見られます。
もし後者だとすると、建物の傷みが気になります。と言っても建物の古さからして、再利用は余り現実的ではないでしょうか。高校も移転してしまいましたし、一帯を更地にして津山市街地の再開発の用地になるとか、そのような道筋が妥当な気がします。

こちらは寮と道路を挟んで向かい側にある 第二博美マンションです。
広さ的に学生向けの賃貸だったのでしょうか。もしかすると音大向けに防音対策バッチリだったりしたのかもしれません。
手前側の建物も同じく賃貸です。もしかするとこちらが第一ビルなのでしょうか。どちらも人は住んでいません。ストリートビューで確認できる2011年時点でも人が住んでいた気配はなく、もしかすると音楽学校が移転した1996年から利用されていない可能性もあります。第二博美マンションは見た目もまだ新しいですし、津山駅も近い好立地です。借り手が無いという事もなさそうに思いますが…。

尚、建物の真横が不動産屋さんで、ここの道に関しては私道で関係者以外立ち入り禁止の札が立っています。恐らくこの不動産屋の管理、もしかすると所有なのでしょう。

こちらは喫茶あとむ。
ここはつい最近まで人が住んでいた筈ですが、今は無住のようです。
恐らく大学生や、学園関係者を対象にした喫茶店だったのでしょう。

駐車場にはヴェールの看板があります。もしかするとあとむという名前の前にヴェールという名前で営業していた時代があるのかもしれません。
ただ気になる点として、このお店の奥に進んだ先にかつてこんな看板がありました。

2013年のストリートビューをご覧いただきます。

同名のクリーニング屋があります。
更にたこ焼きまで提供していたようです。あとむの隣が喫茶店で、何故かたこやき以外の飲食をやめてクリーニング屋に転換したのでしょうか。
喫茶店からクリーニング屋という謎展開です。興味深いですね(笑)

という事で幾つかの廃墟写真を紹介しました。
この辺りはもう少し漁ってみると面白い風景が残っていそうです。時間を作って散策していきたいと思います。




 

 

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