岡山市中区長岡、いわゆる東岡山にある天鴨神社にお参りしてきました。
今回が初参拝。以前に岡山県神社庁のサイトでは見た事があり、なんとなく町中にポツンと鎮守の森があって、そこに鎮座する神社…というようなイメージを持っていました。

こんな感じで写真を撮ると、ちょっとそんな感じに見えませんか?
でも実際に行ってみると、超住宅地のど真ん中に鎮座しています。左右どちらも住宅に囲まれています。

それでもきちんと鎮守の森が残されていて、近隣住民から厚い信心を集めている事が分かります。

本殿も立派なものです。祭神は賀茂建角身命です。これは神社名からも予測できますね。五穀豊穣のご利益がよく知られている農耕の神様です。
神名帳に名前を連ねる古社なので、創建当時は周囲は田畑に囲まれた長閑な場所だったのでしょう。
神様も急に賑わってきて驚いたに違いありません。

鎮座地に関しては元々は中区土田に鎮座していたと伝えられています。現在の天津神社の場所がそうであったと考えられています。
その証明をするかのように、土田の旧鎮座地の山には別名で鴨山の名称が残されています。
手水舎。
境内は決して広くはない物の、一つ一ついい物が使われている印象です。
尚、住宅地の真ん中に位置する為、駐車場や近くに駐車できるスペースはありません。車でのお参りを考えている場合は、先に駐車場所を確保してから訪れるのがお勧めです。

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