倉敷市真備町にある、横溝正史さんが疎開していた家を見てきました。
意外と周囲の風景とマッチした、古めかしさの無い作りで、一般公開されています。
庭を見ていて、横溝正史さんの若かりし頃の写真で見た風景が広がっていて感動したりしました。
金田一耕助シリーズは岡山へ疎開している頃に発案されたものだそうで、都会に生まれ育った著者から見た、古めかしい慣わしや伝聞の多く残る地域というのが、独特の世界観につながっているとも言われていますね。
特に最初の作品である本陣殺人事件ではこの地域が事件の舞台であることが記されています。
『岡―村』とされているのが、この家の所在地である『岡田村』(現在は倉敷市真備町岡田)です。
ちなみに大字は『桜』だったそうですよ。
『巡・金田一耕助の小径』というガイドブックを購入、周辺のスポットが紹介されているので、また時間を見つけて廻ってみたいと思います♪