キャリアの終着駅で何をしたのか|開成小学校長・盗撮逮捕の衝撃
2022年2月1日、岡山市の教育界に激震が走りました。 女性のスカート内をスマートフォンで動画撮影したとして、岡山市立開成小学校の校長(60)が岡山県迷惑行為防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されたのです。
60歳。教育者として頂点に立ち、本来であれば穏やかに定年を迎え、長年の功績を讃えられるはずだった時期に、彼は一体何をしていたのでしょうか。
警察の「警戒」に網をかけられた稚拙な犯行
今回の逮捕劇は、一朝一夕のものではありませんでした。 現場となったコンビニでは、1月の時点で「不審な行動をしている男がいる」との通報があり、警察が警戒を強めていたといいます。
そこへ現れた「校長先生」。 最新の監視カメラや隠しカメラが小型化している昨今において、手に持ったスマートフォンで動画撮影をするという行為は、あまりに稚拙で、バレないはずがない暴挙です。
1月の目撃情報が本人だとすれば、常習的にこの場所に通い、成功体験を重ねて感覚が麻痺していたのかもしれません。
検索すれば済む時代に、なぜ「撮影」に走るのか
少し踏み込んだ話をすれば、今の時代、スマートフォンの検索機能を使えば、それこそ無数の画像や動画を閲覧することができます。 それにもかかわらず、リスクを冒してまで目の前の一般人を「撮影」することに執着する。
そこには、歪んだ支配欲や、現実の背徳感に対する抗いがたい依存があったのではないかと推察せざるを得ません。
一瞬で消えた、教育者としての40年
小学校の校長にまで登り詰めるには、数えきれないほどの努力と信頼の積み重ねがあったはずです。 しかし、スマホをかざしたその一瞬で、40年近い教員人生も、退職金も、そして地域や教え子たちからの信頼も、すべてが泡と消えました。
自分自身のキャリアを汚すだけでなく、彼がこれまで説いてきた「道徳」や「正義」を、教え子たちの心から踏みにじった罪はあまりに重いと言わざるを得ません。
結びに代えて
「魔が差した」という言葉では片付けられない、立場をわきまえない愚行。 デジタルデバイスが身近になったからこそ、私たちはその使い方一つで人生が180度変わってしまうという恐怖を、改めて自覚すべきなのかもしれません。
