少子化学区再編へ 岡山・山南地区 義務教育学校22年春開校(https://www.sanyonews.jp/article/977010?rct=syuyo)
岡山市山南地区で少子化の為に学区の再編が行われる事になり、県内初となる義務教育学校の開校が決まりました。
統合されるのは山南中中学校(同市東区北幸田)と、太伯、幸島、朝日、大宮の4小学校です。
義務教育学校は文字通り義務教育の過程を請け負う学校です。
それでは小中一貫校と同じなのではないか?と思われそうですが、義務教育学校は小学校・中学校の9年間を一つの組織で行う点に特徴があります。
小中一貫校では小学校と中学校は別の学校として存在する事が一般的です。
なので小学校を卒業すれば、別の教職員、校長らのいる中学校へ進学する事になります。
しかし義務教育学校では小学生~中学生まで一つの学校で、1~4年の初等部、5、6年の中等部、7~9年の高等部といった分類のみが存在します。
その為、教師や校長も同じ組織内にいる事になり、9年間をずっと同じ環境で過ごせます。
これにより中学進学時に起こりがちないじめ問題や不登校問題の解消が期待されています。
今後、通学の距離などの問題を解消する必要がありますが、2022年4月開校を目指して計画が進められていく予定です。