【新見】Googleマップに眠る「飢饉」の記憶|上市・享保の餓死菩提碑を歩く

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四文字に刻まれた生存の記録|新見市・「餓死菩提」碑の衝撃
新見市上市の辺りをGoogleマップで検索していると、地図上に「佐々井家お墓」という謎のスポットが登録されていました。
なんじゃこれ?と思って、写真を表示させるとお墓とは全く別物の石碑が登録されていました。
それが余りに衝撃的だったので、見学しに行ってきました。
それがこちらです。

「餓死菩提」です。
餓死者を弔うために設置されたもので、背面には享保元年の物であることが記されています。
享保元年、岡山では美作地方を中心に大飢饉が発生してます。その関連の物でしょうか。
なかなかインパクトのあるものです。
生花が供えられていて地元の人に大切にされている様子が分かります。
元々はもう少し市街地寄りに位置していたようですが、国道バイパス工事に伴い現地に移転したそうです。
残念ながら移転の経緯の実に触れているのみで、詳細については分かりませんでした。
餓死というのは現代を生きる我々にとっては余り縁のない言葉です。
それこそ有名なフレーズのパンがないならケーキを食べれば…で、お米が不足した、小麦が高騰した…と言っても、食べる事自体が難しくなるような時代ではありません。
しかしここにこうして、餓死がリアルだった時代の証拠が残されているのを見るにつけ、幸せな時代に生まれたんだなと再認識させられるのでした。
ちなみに、当初の目的だった筈の佐々井さんのお墓は、完全に確認する事を度忘れしていました。
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岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。
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