【岡大】研修医の「顔面蹴り」と酒席の代償|理想と現実が乖離した夜の記録

酒席の過ち、キャリアへの傷|岡山大病院・研修医暴行事件を追う
2020年1月14日、岡山大学病院は、30代の男性研修医が他病院の研修医に暴行を加え、停職20日の懲戒処分にしたと発表しました。
医療の道を志す者同士の間に、一体何があったのでしょうか。報道された経緯を辿ると、そこには酒席特有の「行き違い」と、制御を失った感情の爆発がありました。
二次会の合流、そして「蹴撃」
事件が起きたのは2020年9月の深夜です。
複数の病院の研修医が合流した二次会の席で、トラブルは発生しました。
被害者の研修医が店外で座り込んでいたところ、加害者の岡大研修医がその顔面を蹴り上げ、全治2週間の怪我を負わせたのです。
「正義感」が暴走した瞬間
加害者が凶行に及んだ動機は、「被害者が自分の同僚に無理やり酒を飲ませ、介抱もせずに放置した」ことへの憤りだったとされています。
被害者側は無理に飲酒を進めた事を否定していますが、お酒への耐性は人それぞれです。これに関しては被害者側にも落ち度があったのかもしれません。
介抱の是非についても、主観によって捉え方は変わります。蹴られた人も店外で座っていたくらいなので、相当に酔っていて、他の人の対応が出来るような状態だった可能性もあります。
同僚を思う気持ち自体は理解できなくもありませんが、それを「暴力」という形で解決しようとした瞬間に、守るべき正義は霧散してしまいます。
結びに代えて
結局、被害届は出されたものの、後に示談が成立しました。
しかし、当時は新型コロナウィルスの影響で大学病院が「夜の飲み会」を禁じていた時期でもありました。参加した11名全員が厳重注意を受けるという、組織全体に泥を塗る結果となったのは痛恨の一言に尽きます。
「こういう時こそ穏やかに物事を勧めようぜ」。
どんなに感情が高ぶる場面でも、最後に自分を守るのは「理性」です。
まぁ、でもお医者さんになるほど頭の良い人でも、こんなやらかしをするもんなんだと思う人、ちょっと身近に感じられるようになったような気もします。
この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます
岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。












