Q509VBの分解、バッテリー交換│ニコイチでジャンクを蘇らせる

ニコイチでジャンクQ509をよみがえらせる
実はブログを作るのに、ずっとLenovoのThinkPad10という機種を使っていました。
古いWindowsタブレットですが、軽量なLinuxのディストロに入れ替えて使用していたので、別に不便を感じる事はありませんでした。
スペックが必要になる作業はきちんとしたCPUとメモリを積んだデスクトップもありますし、ブログやHTMLに触るだけなら10年落ちのタブレットで問題なかったのです。
…が、そんな愛用機もついにタッチパネルが不調を訴えだし、買い替えることになりました。
ただ買い替えるだけならネタにならないしな…という事で、中古端末を漁ってこんなのを買ってみました。

富士通の業務用タブレットQ509VBです。
CPUこそCeleronのN4100搭載ですが、メモリは8GB搭載、容量は128GBの上位モデルです。
Clereronはメイン環境に使うには心もとないCPUですが、省エネ性能に優れているのでタブレット用には悪くないところもあります。
ちなみにこの下位モデルは同じCeleronのN4000、メモリ4GBという構成です。N4100とN4000は意外とスペックの差が大きいのですが、恐らく現場仕事で使うのにはN4000搭載機で十分だったのでしょう、上位機種は中古市場ではあまり見られず、状態が良いものは今でもそこそこの値段がついています。
という事で、ジャンクのQ8509を二つ購入してきました。
一つ目は状態が良いものの、バッテリーが弱っていてACアダプタ無しではまともに使えない状態です。
そしてもう一台はバッテリーの状態はほぼ新品の状態ですが、売却する際に中のフラッシュメモリーを取り外されている個体です。それと、長期保管の個体だったようで、液晶に何か所か圧迫痕のようなシミがあります。
二つともジャンクなので合わせて7,000円くらい。Q509のバッテリーは社外品でもわりと高価なので、バッテリーが弱っている機種はかなり値崩れします。
これ、組み合わせれば使えるんじゃね?
という事で、ニコイチでタブレットを作ってみる事にしました。
Q509の分解
Q509からバッテリーを抜く際に使う工具は一種類だけです。
スマホの分解なんかに使うこちら。

ピックなどのセットです。
結論から書くと、Q509は分解しやすい機種なので、背面パネルを開くだけなら手前側にある金属のピックだけでいけます。
バッテリーを抜くところまでなら、ドライバーも不要です。
まずは背面パネルを剥していきます。

まずは適当な場所にピックを差し込んで開いていきます。
前述の通り分解はしやすいです。爪が何か所もあるので、少しずつ押し開いていきます。
唯一、やりづらかったのは四つ角にあるゴムの部分です。ここは気を付けて作業しないと背面パネルが割れてしまいます。

全て開いたのがこちらです。
こちらの機種から電池を抜いていきます。
うっすらと透明のカバーがありますが、これは防水の為の物です。
スマホでも同様のカバーがついていますが、これを剥ぐことで防水性能は失われます。前のオーナーさんは綺麗に剥いで、もう一度張り直しているようです。まるで新品の状態のようにきれいですが、恐らくこの状態でも防水性能は損なわれています。
剥ぐ。
従来は防水の為に非常に硬く貼り付けられていますが、さすがに一度剥いだ後なのでそれほど労せず剥せました。
防水性能が欲しい場合は新しいフィルムを用意する必要がありますが、売っているかどうかは微妙です。

バッテリーを外します。
固定の為の爪を両側から外して引き出す事になるので、スマホ分解用の中からスクレーパーを二つ使って押し上げます。
後は同じ作業を繰り返してバッテリーを引き上げ、タブレット本体と繋がっている配線を外すだけです。(※写真下側の赤と白の配線)
他に必要になるパーツがあれば抜き出すのですが、今回はバッテリーだけでよさそうなので作業終了です。
…という事で、7,000円とひと手間で、そこそこ使えるタブレットとブログのネタを入手できました。
富士通のWindowsタブレットには2 in 1パソコンとして使えるキーボードのドックもありますが、キーボードに関してはThinkPad10で使用していたキーボードケースがあるので今回は購入しませんでした。
タブレットとしてのレビューを加えておくと、音は微妙、アンチグレアなので画質に関しても決して良くはありません。
スペック的にもマルチメディアを楽しむような機種ではないので、そこは割り切られている感じですね。
それとタブレットしてはやけに分厚いです。以前のThinkPad10が薄かったので、キーボードケースはちょっと無理に押し込むようにして装着しました。
入れたOSはQ4OSのTrinity版。これくらい軽量なのを入れると、キビキビ動いてくれるので、ブログやHTML編集には全く難がありません。
さすがにWindows機として使うにはもう力不足ですが、OSや役割を割り切って使えるなら悪くない選択肢です。
充電は専用ケーブルもしくはUSB TYPE-Cからの充電も可能です。ただ仕様なのか、USB TYPE-CはPCを使用中に挿しても充電しないようです。なので長時間にわたって作業する事を考えている人はACアダプターの購入を検討してみて下さい。
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岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。












