枯れ葉に埋もれた謎の大師堂
岡山市南区北浦の辺りを散策していると、地元の方から近くにお堂がある事を教えてもらいました。
そこで向かってみると、これが大変な場所でした。
まず参道入口。
入り口…。口の体はもう成してないようですが。
これが参道です。
写真で見ると「枯れ葉が多くて滑りそうですね」くらいのものだと思います。
これ…実際はかなり枯れ葉が積もっています。
ブーツで移動していたので良かったのですが、普通の靴だと中に枯れ葉の欠片が入り込んで大変な事になっていたと思います。
…と言っても、舗装路からお堂までは徒歩1分程度。
ちょっとの我慢です。
コンクリートで出来た小さなお堂が見えてきます。
余り人が立ち入った気配が見られません。
中はきれいに手入れされています。
Googleマップでも特に名前を見かけることは出来ません。
参道に入る手前の所にお堂の名前については記載があります。
「大師奥院」
奥院という事は近くに寺院がある筈です。
近くには児島八十八箇所の慈性庵と本覚院があります。
慈性庵は大師堂からかなり近い場所ですが、本覚院はちょっと距離があります。
慈性庵は恐らく観音堂だったものが八十八箇所を選定する際に庵として名前を与えられたようなものだと思います。
距離的には有り得そうな場所ですが、規模を考えると奥院を持っているほどにも思えません。
今回は新型コロナウィルスが流行している時期だったので、近所の方ともお話するのは遠慮していました。
また落ち着いたら、じっくりお話を聴いてみましょう。