「制度の明確化が先」「根拠が不明瞭」 岡山・総社東中生徒へ1万円支給案、市議会が否決 コロナで臨時休校要請(https://news.yahoo.co.jp/articles/8b3f7fea0d8aeb1e2323e4f29270b06138fd1a4e)
2020年8月31日、総社市の2020年度一般会計補正予算案を定例市議会に提案されていた総社東中の全生徒に1人1万円を支給する議案が本会議で否決されました。
賛成7人、反対12人、棄権1人で、「制度を明確にするのが先」「1万円の根拠が不明瞭」などの意見が出ていました。
山陽新聞が8月24日に報じていたので、てっきり予算案も通っているものかと思っていました。
教員が新型コロナウィルスの陽性だった事から、臨時休校の措置を取った総社東中学校の生徒…というよりは、休校で対応する家庭への支援金という名目での計画でした。
支給に関してはSNSでは反対意見も多く見られていました。
市としては休校要請をするなら、セットで補償をという事で検討されていたそうです。
しかし企業なら休業する事で損失を被るので手厚い補償をというのは非常に有難い対応だと思いますが、学校…それも中学生となると、昼食が一食追加になるくらいの影響です。
1万円という金額は議会で出た通り「根拠が不明瞭」となるのはやむを得ないでしょう。
もちろん「してあげたい」という気持ちを持つ首長がいる事や、それが出来る金銭的な余裕がある事は羨ましい限りですが。