最近使い始めたSeaMonkey、Netscapeの頃が懐かしくて、結構使い込んでいます。
既知のトラブル、強制的に入る余白に関しては過去記事を参考にしてください。
ただ、ソースへの干渉を最小にしても、微妙に感じるところはあるので、それでも良いと思える寛容な方のご利用をお勧めしておきます。
以下が簡単なスクリーンショットです。
まずHTMLの編集に用いるComposerの起動ですが、初期設定ではソフト単体で起動させるものであはありません。
最初にBrowserとしてのSeaMonkeyで編集したいページを開く必要があります。
この作業は繰り返し利用するには面倒なので、ブックマークやブックマークツールバー等アクセスし易い場所へPC内のファイルを登録しておくと便利でしょう。
ブラウザで表示させると、左の画像のようにファイル(F)メニューから『ページを編集(E)』を選択します。
もしくはショートカットキーのCtrl+Eを利用します。
ちなみに作業の流れは似ていますが、IEでソースの表示とエディタを関連付けているのとは微妙に異なります。
IEの場合はソースを見るのとエディタが一緒の作業になっていますが、SeaMonkeyでは別々の作業です。
純粋にソースが見たいだけの場合は、表示(V)のメニューからページのソース又はショートカットキーのCtrl+UでFireFoxと共通のソースビューアが出てきます。
ただComposerでもソースを見ることは出来るので、大した違いではないですね。
インストールしたのはいいけど、Composerが無いじゃん!と、怒っている方は上記の作業で起動させて下さいね♪
もしcomposerを直接立ち上げたい場合は、
編集(E)→設定(E)→表示→Seamonkeyの起動時に開く→Composerへチェック。
これでOKですが、Composerを直接立ち上げると、ファイル名で編集したいファイルを探す事になるので、個人的にはindexをブックマークして、視覚的に編集したいページを探す方がお勧めです。
ちなみにComposerだけが立ち上がれば良いという人は、BlueGriffonというソフトがあります。
Composerのみの状態で開発が続けられており、実はそちらの方が高機能です。
Composerの画面。
最初に出るのは標準モードです。
WYSIWYGで編集できます。
フリーのソフトで、余りソースを改変しないという点ではかなり優れものだと思います。
で、画面左下で使っているタグを抽出して表示するタグモードがあります。後述しますが、ソースのモードでの機能が最低限に絞られているので、微妙に重宝するモードです。
いわゆる手打ちの、テキストエディタによる<html>ソースモードもあります。
最後にプレビュー機能があり、確認できますが、標準モードでの表示でも充分に確認できるので、余り活用しません。
標準モードではリンク や画像の挿入などもワンタッチで行えますが、ソース編集モードでは全てが手打ちになります。
←の画像がソース編集モードです。
僕は基本的には手打ちが好きですが、Composerのソース編集はWindowsのメモ帳と変わらない程度の、非常にシンプルな機能です。
赤い波線が表示されるのですが、特に間違った表記でもない場所についていたり、余り役に立ちません。
普段はTeraPadによる手打ち入力がメインなので、タグの色分けなどが行われないのは、ちょっとマイナス点ですね。
使っているタグなどの確認は、タグモードがお勧めです。
リンクや画像挿入などのボタンもソース編集では使えませんし、メインはWYSIWYG編集としているのかもしれませんね。
タグの色分けなどがどうしても必要だと思っている方は、ブラウザと連動しませんが、先述のBlue Griffonがお勧めです。ソース編集のタグの色分けなどにも対応しているほか、全体的に多機能に仕上がっています。
SeaMonkeyの最大の利点は、IEのソース編集でも行っていましたが、ブラウザでリンクのクリックによって開きたいページへ進み、そこから編集という事が行えることだと思っています。
ディレクトリが多い作りのHPだと、逐一ファイルから開くのは面倒だったりしますよね。
それが出来るのがIEであり、Linux環境で最も近い感触で再現できるのがSeaMonkeyだと思っています。
※とかいいつつ、スクリーンショットは全てWin版SeaMonkeyを使っています。
Linux版でも特に違いは無いみたいですけどね。