新型コロナの収束後を見据え、市役所に新役職「観光プロデューサー」が誕生【岡山・瀬戸内市】(https://news.yahoo.co.jp/articles/5f0397a381ddb09b0231e1e286670caddcb54a22)
瀬戸内市は新型コロナの収束後を見据え観光プロデューサーという役職を設置しました。
就任したのは大阪府出身で、旅行取扱責任者の資格を持つ男性。任期は来年3月まで。
瀬戸内市の地域おこし協力隊の制度を利用した新たな観光の取り組みです。
これは個人的には凄く良いと思っています。
市役所の観光課の方は市内の観光資源は知っていても、民間が担っている旅行客に来てもらうという事については実践的な経験がない人が多い筈です。
その2つの知識、経験を組み合わせて行うのは間違いなくプラスに作用するでしょう。
しかし。
任期は来年の3月まで
これは疑問です。
新型コロナウィルスの流行の収束後の事をしてもらう為に就任してもらった人が、収束しているかどうかも微妙な時期に退任する。
撒いた種が実を結ぶかどうかを見て、行ってきた施策を引き継ぐ、ブラッシュアップする…。
そこまでの責任感を持ってこそのプロデューサーだと思うのです。
瀬戸内市の地域おこし協力隊の募集(現在は募集終了)のページによると、延長の制度は用意されているものの、成績がよかったら単年で最大3年という設定になっています。
初期設定を2年、延長ありで3年…というわけにいかないものでしょうか。