先日、弥生時代の住居跡である沼遺跡を紹介しましたが、その場所からお互いに視認出来るくらいの場所に「津山弥生の里文化センター」があります。
ここは遺跡から出土した土器などの展示や、弥生時代の生活に興味を持った人がより知識を深められるように様々な展示が行われています。
同時に研究施設でもあり、出土品の学芸員の方が作業もしているようです。
このような感じの施設です。
後々大事になってくるので先に書いておきますが、この建物は三階建てで、玄関があるのは二階です。
一階が資料を置いてある場所で、二階が一般客向けの展示スペース、三階が事務所などになっています。

入館すると…、誰もいません。
弥生時代の資料館なので、ひっきりなしに人が訪れるような場所ではありません。
見学客がいない間は照明を落としてしまっているので、三階の事務所で声をかけて電気をつけてもらう必要があります。
で、この時に今いる場所が二階であることを思い出さないといけません。
私はこのことを把握していなくて、エレベーターで頭が混乱してしまいました。一つ上の階に行けば三階です。
ちなみに三階で私の対応をしてくれたのは、事務員さんではなく、明らかに学芸員の方で、恐らく出土した土器の土を落とす作業をしている途中だったようです。
恐縮しきりで、手を止めるのが申し訳ないので自分で電気をつけることを提案しましたが、気にしなくていいからとつけて回ってくれました。尚、その時に館内や展示の撮影の許可を頂いています。

中の展示の難易度は、恐らく小中学生くらいが対象になっています。
弥生時代ガチ勢(というのがいるのかは知らない)のような人にとっては物足りないかもしれません。
私のようなマイルド歴史愛好家なら十分に楽しめます。
前の記事で竪穴住居跡を紹介しましたが、その中でどのような生活が営まれていたのかが紹介されています。
このように石器を作ったりして、家での時間を過ごしていたのですね。

土器の展示は圧巻でした。
このようにずらっと並んでいます。恐らく先ほどの学芸員は、このように土器を復元させていく作業をしていたのでしょう。
ある程度はまとまって出土するのでしょうが、気が遠くなりそうな作業で頭が下がります。

うわっ、誰がいる!と思うようなリアルな展示もありました。
こういう博物館なので、余り写真を紹介しすぎてもよくないのですが…、こういう手の込んだ展示が多くて凄く面白かったです。
小学校の頃に社会科見学などと言って、学校外の施設などに行くことがありましたが、あの頃のときめきを思い出しました。
弥生時代以外にも近代の津山での暮らしぶりの展示などもあり、そちらは私の主戦場というか、大好物なので非常に楽しめました。
予想外に長い滞在になってしまい、次に思っていた行程を一つキャンセルするくらいでした。

ここは本当にお勧めのスポットです。
無料という事もあり、案内してくれる人がいないのは少し残念ですが、それを補って余りある分かりやすい解説があちこちに置いてあるので、解消されないような疑問もなく、しっかり勉強できました。
近代の展示については、また別の記事で紹介してみましょうか。
一通り見た後はそのまま退出でOKです。
適当な時間で学芸員の方が消しに来てくれるそうです。私が長く滞在してしまったので、もしかしたら「まだいるのかよ」とか思われたかもしれませんね。
