玉野市発祥のスーパーマーケットといえば先日、店舗の整理を発表した三井造船生活協同組合、そしてタマヤを運営する株式会社玉屋でした。
その玉屋は2020年に買収され、GreenSmile社の子会社となっていましたが、2025年にその親会社が倒産。
その直後は店舗や駐車場の一角で在庫処分の為の営業を続けていました。この時点では店舗設備の故障のための休業とされていましたが、以降も店舗が再開する事はありませんでした。
タマヤ宇野店の建物、競売に
そして、ついに…。
競売情報のサイトにタマヤ宇野店の建物が掲載されました。
ニュースで報じられた倒産は親会社のみで、子会社である玉屋については触れられていませんでした。
ただ経営難から買収された経緯や、更にGreenSmile社の倒産の理由が買収した玉屋の業績回復が上手くいかず、経営を圧迫した…というものだったので、営業再開の可能性は極めて低いものと思っていました。なので、個人的には「やっぱりなぁ…」というものでした。
建物は中央市街地の好立地にありますが、競売資料内では経年劣化や雨漏り箇所が確認されているとの責任者コメントがあり、価格は低めに設定されています。
落札者が再利用または更地にするにしても、落札価格以上の予算が必要となりそうです。
玉野市民の記憶「GEO玉野店」の今後
スーパーに関してはしかたないとして、この競売にはもう一つ玉野市にとって大きな問題が含まれています。

この建物の2階にはGEO玉野店が入居しています。
文化屋時代から続く、玉野市のレンタルビデオとしては老舗になる店舗です。(関連リンク:文化屋とは)
建物が競売されることで、GEO玉野店もその影響を免れることはできません。今後、以下のいずれかの流れになる可能性が考えられます。
退去・閉店: レンタルビデオ業界が厳しい現状、人口減少が著しい玉野市での店舗をこの機に整理する可能性は十分に考えられます。
テナント契約継続: 新たな落札者とテナント契約を結び直す。ただし、落札者の建物の利用目的によっては交渉が難しい場合もあります。
GEOが建物を購入: (可能性は低いものの)GEOが建物を取得し、営業を続ける。
【最悪のケース】 閉店となった場合、競売後の猶予期間を考えると、来年春〜初夏頃の閉店が現実的です。その場合、玉野市から最寄りの店舗は「TSUTAYA岡南」(約15km)や「ゲオアクロスプラザ児島店」(約16km)となり、市民生活に大きな不便が生じます。
(別の可能性として、以前TSUTAYAが入居していた至近距離の空きテナントへ移転する等という希望的観測もあります。)

ところで、気になっている人もいる?かもしれませんが、玉屋の駐車場。
これは宇野港土地からの賃貸で今回の競売には関係ありません。なので眼鏡屋、岡山木村屋、ハルヤマ、そして中国銀行(第二駐車場)には影響がないようです。
借主が減るので一部が月ぎめになるとか、そういう流れはあるかもしれませんが、上記のお店を使うのに不便が生じることはなさそうで、こちらも一安心ですね。


