備前市の福生寺をお参りしてきたときの事です。
香登の辺りは滅多に来ない場所なので、全て見尽くしてやろうと鼻息荒く境内を徘徊していました。
すると本堂の裏側に小さな建物がありました。
ちなみにこの場所に駐車場が整備されています。アジサイ寺として著名な西法寺にお参りする際はこちらに止めていけるようです。
閑話休題。

神社ならおみこしでも置いてありそうな建物です。
建物のすぐそばに案内板があったのでご紹介します。

延享3年(1746年)に建立されたものだそうです。
経蔵は仏教の経典を収めるための建物で、要するに書庫ですね。
看板には延享3年(昭和53年より二百三十一年前)という妙に細かい補足説明がなされています。
恐らくこの看板が建てられたのが昭和53年、1978年だったのでしょう。そこから231年前なので1747年の建造という事になります。
蔵の歴史もさることながら、45年以上前の看板がそのまま使用されているのも凄いですね。もう少し頑張れば看板自体に価値が出てきそうです。
開店式の本棚が採用されているそうで、これは珍しい方式だとあります。
それなら中を覗いてみましょう。幸いにも格子から中の様子が伺えます。
隙間を覗き込んだら、目の前にヒゲのおっさん僧侶の像が鎮座していました。
これ、文章では伝わりにくいかもしれませんが、本当に格子の目の前に座っているのでびっくりしました。
後ろに見えるのが回転式の書棚なのでしょうが、目の前の像のインパクトが強すぎてしっかり見るのを忘れてしまいました。
もしこのブログを見て、訪問する予定がある人がおられれば中がどのような感じだったのか教えていただければ幸いです。

