倉敷市の風の道を散策していると、マルフクの看板がありました。
住宅の横側に貼られています。
色は褪せていますが、なかなか状態の良い看板ではありませんか。
周辺は今でこそ普通の住宅地になっていますが、元々は下津井電鉄線が通っていた線路跡の道です。
現在は「風の道」という遊歩道/自転車道路として整備されてますが、この道が元々は線路でした。
なのでマルフクの看板があの位置にあるのは、恐らく電車の乗客から目立つようにという意図があったのでしょう。
マルフクの看板は信じられないような辺鄙な場所に設置されている事もありますが、良く調べて見ると昔はそこが例えば学校や神社のような定期的に人が通るような場所だったという事が分かる事もあります。
看板を設置する側も効果を期待して、ある程度のマーケティングを行っていた筈ですから、マルフクの看板は昔の人通りを思わさせる指標としても利用できるかもしれませんね。