少し前にサイトの資料として「実写!日本恐怖100名所」という、全国の心霊スポットを紹介する本を購入しました。
1978年出版の本ですが、せっかく購入したので幾つかスポットを紹介してみたいと思います。
地縛霊に満ちた自殺名所(栃木県)
タイトルで分かった人も多いでしょう。日光市の自殺の名所としても有名な華厳の滝の記事です。
著者のもとに鑑定で送られてくるスポットでは「場所としてナンバーワンであり、霊がよく写っていることでもナンバーワンと言える」程なのだとか。
ちなみに心霊写真の撮り方があるらしく、現地で経文を唱えてから「訴えたいことがあったら、その姿を見せて下さい」と心のなかで念じて撮影すると100枚に1~2枚くらいの確率で写るそうです。
デジカメ時代では100枚も連射ボタンを押せばあっというまですが、当時はフィルム。
さすがに好奇心で100枚分もフィルム代、現像代を費やす人はいないだろうという打算が見え隠れしている気がします(笑)
怨霊が巣喰うアパート(栃木県)
栃木県宇都宮市内のアパートで発生する怪奇現象について。
アパートの部屋の前を通る廊下部分のようですね。2歩進んでは止まるという癖のある足音が深夜一時になると聞こえるというものです。
実は住民の中にこの足音に聞き覚えがある住民がいました。
歩き方の特徴が同居していた祖母に似ているというのです。
更に足音がする時間は、その孫娘が仕事から帰ってくる時間帯だったそうです。そのお婆さんは孫娘が帰ってきた物音で目覚めてトイレに行って再び寝るというリズムになっていたようです。
著者は孫が心配でお婆さんの霊がとどまっているのではないかと締めくくっています。
謎の連続死亡事件(栃木県)
栃木県の茂木町の那珂川に大瀬橋を架ける工事の現場で起こった死傷事故についてです。
この話題を提供した人は工事現場で橋脚の近くにいる作業員に声をかけると橋脚の中に吸い込まれるように消えていく怪現象を体験しました。
実はその人は後から知ることになるのですが、大瀬橋の工事では機械の故障で6人の作業員が死亡する事故が起きています。
そしてその事故後に4人が重軽傷を負う事故が発生しますが、実はその4人は前の6人が死亡した事件に関わっていたというのです。
こちらが実際の橋の様子です。
いわゆる景勝地で、栃木県の観光案内のサイトでは橋を含めた風景を観光スポットとして紹介しています。
事故とその後の騒動についてはS52.12.22の読売新聞の栃木版で取り上げられているというので、死亡事故もその後の幽霊騒動も事実なのでしょう。
工事が完成した後も橋脚の辺りに立つ作業員の姿を見ることがあっるのだとか…。
…と、長くなってきたので今回はここまで。
また徐々に追加していきましょう。
同書の他の記事はタグ「実写!日本の恐怖100名所」で確認していただけます。
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