新見市西方の辺りを散策していると、元は商売をしていたと思しき建物がありました。
現在は民家として人が住んでいるようですが、建物の周りに商売をしていた時代の看板が残されていたので紹介します。
まずはペプシ。
ネット検索してみた所後ろが黄色のホーロー看板は1970年代くらいのものらしいです。
看板の汚れ具合を見ても、概ねそれくらいで間違いなさそうです。
そしてペプシがあるなら、こちらも。
コカ・コーラの看板は比較的変化に乏しい物ですが、実はCoca Colaの前に入るフレーズからある程度の特定が可能です。
現在まで続くEnjoyになったのが1987年で、それ以前はDrinkでした。
更にそのDrinkにも1970年まで使用されていた大文字のDRINKと、それ以降のDrinkの2つの時期に分かれます。
こちらの看板はD以降が小文字になる1971年以降の物です。
続いては商品ではありません。
飲酒運転-12点という看板です。
看板の傷み具合から2002年の厳罰化の時代ではないでしょうから、1970年代~の罰則の時代のもののように思えます。
これについてはネット検索をしてみたのですが、当時は酒気帯び運転が6点、酒酔い運転が15点という罰則になっていたようです。
この-12点というのが何を指すのか分かりませんでした。
ちなみにこの看板は鳥取県の鳥取の割烹料理屋が出しているもので、千貫松はお店の名前なのか、それとも観光地としての名前なのかも知れません。
という事でお店の後で見つけた3枚の看板を紹介しました。
最近のお店ではこういうホーローの看板は殆ど見られませんし、長く残って欲しいですね。