知事「連休後にも外出自粛緩和」(https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20200504/4020005408.html)
岡山県の伊原木知事は、新型コロナウィルスの感染拡大による外出自粛要請について、「大型連休を乗り越えれば外出の自粛要請を少し緩めていくのが現実的だと思っている」として、5月7日以降に外出自粛を緩和する方針を示唆しました。
具体的には国が全都道府県を対象とした緊急事態宣言を出す以前の長距離移動や繁華街の接待を伴う飲食店への出入りなどに限定した自粛要請に戻す方針と見られています。
正確な時期、内容については2020年5月5日に開かれる県対策本部会議で協議されます。
大きなニュースになったパチンコ店については「延長が当たり前とは思っていない」としています。
別にパチンコだけを槍玉に挙げる必要はありませんが、他県から人を呼び込んでしまう商業施設、娯楽施設、観光施設などは慎重に進めた方が良いのかも知れません。
県内の公共施設に関しては一律ではなくそれぞれの施設の特性、換気ができやすいかどうかなどを勘案して決定する方針です。
外出自粛が縮小されるのは嬉しいの一言です。
しかし7日から…というのは、大丈夫?という気持ちもあります。
このGW期間、確かに例年なら混み合う岡山市街地や倉敷美観地区などの観光地への人はまばらでした。
しかし郊外のスーパー、ホームセンター、営業自粛の影響を受けない海や山といった場所には驚くほど多くの人が集まっていました。
新型コロナウィルスの潜伏期間が3日~2週間程度と見られている事を考えれば、緩和は5月中旬の方が無難なのではないでしょうか。
とりあえず県の決定が待たれます。