大手服飾社長が社員にセクハラ 政府会議の議員(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000067-asahi-soci)
2020年3月4日の朝日新聞のサイトで岡山市のアパレルメーカー・ストライプインターナショナルの社長が社員にセクハラをしていた事が報じられています。
ストライプはアースミュージックアンドエコロジーを主力とする商品展開の他、環境保全の運動などでも知られており、一般的に見てイメージの良い企業です。
報じられた内容は少し前の出来事で、2018年にセクハラに関して臨時査問会が開かれていた事が今になって判ったというものです。
臨時査問会で議題になったのは4件。
その内の3件はホテルやバーに来るように誘ったというものです。
一従業員ならただの女たらしですが、社長という立場がある人物がするのでは意味が違ってしまいます。
更にもう一件は『本人の同意がないままわいせつ行為に及んだ』(朝日新聞)との事なので、女性の対応次第では事件に発展しかねない内容です。
ただし後のストライプ社の発表によると、査問会ではセクハラの事実は確認されていませんでした。
この件を取り上げたのが現在は退職している取締役の人間で、被害に遭ったとされる女性ではありません。
その為に事実は確認できず、LINEでの社員とのやり取りの距離感のみ厳重注意とされ、特に処分なしとなっていたそうです。
ここに関してはそれぞれの会社の判断ですし、女性の方から声が上がっていない以上、起こったことの性質を考えれば外野が騒ぎ立てるのも好ましく無いと思います。
この報道後、石川康晴社長兼CEOは辞任を申し出ました。
テレビなどにもよく出演される、同社のアイコンでありカリスマ的な存在である社長ですが、今後のストライプインターナショナル社の動向が気になります。
また社長は内閣府の男女共同参画会議の議員を務めていましたが、こちらについては辞任の意向が報じられています。
そろそろ春物を本格的に用意し始める時期、会社に悪い影響が出る前に決断をした…というところでしょうか。