2020年、倉敷市のラ・レインボーを見てきました。
岡山県で最も有名な廃墟の一つで、鷲羽山ハイランドのすぐ下にある元ホテルの建物です。
ネット上ではよく解体済みとの怪情報が流れますが、残念ながら現在も残されています。
近隣住民からすれば早く解体して欲しいというのが正直なところでしょう。
写真のように入り口の辺りにはバリケードがありますが、実は既に人が一人通れるくらいの穴が開いています。
管理されている建物ではありますが、使う当てもない建物の為に形式以上の管理は出来ないというのが実情なのではないでしょうか。
尚、この写真も含めてこの記事内で用いる写真は全て立ち入り禁止エリアに入らずに撮影した内部の様子です。
入れるのと入って良いのとは別問題です。
内部はこのような感じでスプレーアートの聖地のようになっているそうです。
こちらが有名な展望タワーです。
景気のいい時代に建てられたものなのでまだまだ耐用年数はあると思いますが、これが倒れれば周辺の住宅に被害が出る可能性も考えられます。
ちなみに展望タワーの客室は今もタワーの下に残された状態になっています。
この写真の三段目の辺りにあるのが判るでしょうか。
拡大してみると、このような感じの物があります。
タワーはもう動く事は無いでしょうし、建物の状態を考えると再利用も難しいでしょう。
既に運営会社は清算済みで、この建物の現在の所有者も判りませんが…、早く片付けるべきでしょう。