岡山県で最も有名な廃墟の一つ、ラ・レインボー。
瀬戸大橋開通に合わせてドライブインとして開業後、ホテルに転換。しかし橋のブームが想定以上に盛り上がらなかった為に早々に廃業し、現在まで建物は再利用されることなく放置されています。

そんなラ・レインボーには兄弟施設というようなホテルが存在します。
それが香川県坂出市の離島・小与島にあるアクア小与島です。

ホテルを作ったのはラ・レインボーと同じ会社で、瀬戸大橋ブームを狙ったという点も同様です。
おもな産業は採石ですが、現在は衰退し、島に住んでいるのも1世帯のみなのだとか。そんな島をリゾート開発する計画だったようで、その第一弾としてホテルが作られました。
瀬戸大橋による陸路は通っておらず、すぐ近くの与島から船で行き来する事を想定していました。

しかし前述の通り瀬戸大橋のブームは長続きせず、倉敷側のラ・レインボーと同時期に閉鎖してしまったようです。
建物は後に売却されていますが、こちらも再利用はされずに放置されています。

運営会社だけではなくロケーション重視で選ばれた為に利便性が低く、再利用がされないまま放置されているという点でも同様のホテルなのでした。
YouTubeでは所有者の許可を得て建物内部も紹介しているという動画があったので貼り付けておきます。

この動画内では営業期間は4~5年と紹介されています。はっきりした営業期間は不明ですが、短期間の営業で閉鎖に至ったというのは町が無いようです。




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