多角化の夢と街の代謝|岡山・ブレードテック自己破産と残された風景

【岡山】ブレードテック(株)/自己破産へ 木造建築工事 倒産要約(https://n-seikei.jp/2026/03/post-117774.html)
岡山に拠点をおく、「ブレードテック(株)」が自己破産の準備に入ったことが判明した。
負債総額は精査中。
多角経営を進めていた建設会社のブレードテックが倒産というニュースが入りました。
リンク先の倒産理由を見てみると、主力である建築工事を軸に飲食店や中古車販売など多角化を進めていたものの、建築の方が小口受注になり、更に物価高の影響で多角化した方の事業も低迷、その負の部分を支えきれなくなって自己破産…という流れだったようです。
多角化による失敗はよくある話ですが、まさに時期が悪かった事例です。
ちなみに本社があったのは、恐らく多くの人が見たことがあり、気になったであろうあの建物です。
国道二号からも見えるなんとも変わった形の建物。ここが本社所在地でした。
尚、自社ビルではないので、今後もこのビルは変わらず国道から見えます。
経営していた他の事業についてみてみましたが、飲食店は焼き肉の「焼肉八十八誠匠」と、姉妹店としてオープンした「和誠月」です。
和誠月に関しては既に閉店しているようですが、この記事を書いている2026年3月末時点で焼肉八十八誠匠の方は営業を続けているようです。倒産記事のコメント欄に次のような書き込みもありますが…。

まだ営業を続けているという事は人気もあるのでしょうし、実際に口コミはかなりのスコアです。
負債を抱えた会社を倒して、稼げるお店を軸に再生を期す…、そのような流れもあるのかもしれません。もしくは好調な部門だけ、別の会社に引き取られたのかもしれません。
ちなみに中古車の方は屋号と同じブレードテックの名称で笠岡市山口運営していましたが、こちらはかなり前に店を畳んでしまっているようです。
ストリートビューを覗いてみたところ、店舗があった辺りは別の会社の建物が新たに建てられていて、名残も失われていました。
多角化という夢の跡と、今もどこかで煙を上げる焼肉の香り。街の風景は変わらないように見えて、その内側では絶えず激しい「代謝」が繰り返されています。
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岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。












