陰陽師の特等席|浅口市金光町・安倍晴明「月見の岩」探訪記
浅口市金光町を散策している途中で、目的にしていたのが安倍晴明と芦屋道満の伝説を追う事でした。
星が奇麗に見えるところでは安倍晴明の伝説があり、その近くにはライバルである道満の伝承もある…というのは、地名の世界でも有効な流れです。
浅口市には阿部山があり、そしてその隣の笠岡には道万という道満に由来する地名があります。(参考URL:阿部山の地名の由来)
さて、今回訪れたのは月見の岩です。

岩の近くに来ると、このような看板があるので分かりやすいです…と言いたいところですが、実は直前まで看板が無いのでわりと道に迷いました。
この看板も「⇒10m」とある通り、岩の直前に設置されています。内心、「おせーよ」などと苦笑いしながらの到着です。。
ちなみに岩の近くの住宅地に、周辺にいくつもある安倍晴明関連スポットの看板があります。この辺りは伝承を町おこしに活かしているのですね。
その看板で大体の位置は把握できるので、必ず見ておいてくださいね。

このマップです。
迫池はGoogleマップでも目立つので場所としては分かりやすい方だと思います。
では月見の岩に進んでいきましょう。
こちらです。
辛うじて岩の周辺だけととのえられていますが、それ以外は竹藪になっています。
伝承ではこの地に安倍晴明の屋敷があり、夜になるとこの岩に腰かけて月を見ていたと言われています。
実際は星を見て占いを行っていたのでしょう。ちなみに屋敷跡とされる場所は阿部山にもあり、更に全国に目を向けるともっとたくさんあります。
星がよく見える地=安倍晴明という形で伝説が生まれたのだと思いますが、もしかするとあちこちに家を建てまくる人生を送った可能性もあります。…ないか。
これが実際の岩です。
座りやすそう形になっています。〇〇が座ったとされある岩は安倍晴明以外でもたくさんありますが、どれも座りやすそうな形をしているのが特徴です。
決して星がきれいに見える場所だから…というだけで伝承が生まれたわけではないというのが伝わって面白いですね。
周辺はご覧の通り「鬱蒼とした」という表現が似合うような場所ですが、場所としては住宅地から歩いてすぐです。
なので興味がある人は夜に訪れて、安倍晴明と同じ星空や月を見てみるという、時空を超えた楽しみ方をしてみるのも一興ではないでしょうか。


