久しぶりに玉野市山田地区周辺を散策していました。
以前は仕事で訪れることがよくあった場所ですが、もう15年ぶりくらいでしょうか。
ずんずん進んでいいくと趣のある木造建築が有りました。
窓がほとんど無いので倉庫でしょうか。
二階部分にはありますが、半分は塞がれています。
この建物にはこんな看板があります。
木で隠れてみづらいですが、「ブラザー電気洗濯機」と書いてあります。
ブラザーは現在でも様々なジャンルの製品で知られるブラザー工業ですが、過去に洗濯機を作っていた時代もあるのですね。
これについて調べてみるとwikipediaにも簡単な記載があり、自社で製造したいた事が分かります。
YouTubenには当時のテレビCMも残されています。
新珠と書いて「あらたま」と読むようです。
特約店が「真野ミシン商店」なのがミシンから始まった同社らしい気がしますね。
ちなみにこのお店は玉野市築港に現存するようです。ストリートビューでは2018年移行に看板をおろした痕跡がありますが、タウンページに掲載されているので小売から撤退でメンテナンスなどで経営が続けられているのかも知れません。
そしてこの建物を別の角度から見ると、レトロ看板の定番であるマルフクもあります。
色が落ちてしまっているのでみづらいでしょうか。
中央にマルフクと書いてあるあの看板です。気になったのは連絡先の営業所が倉敷である事です。
玉野市内で見かけるマルフクは岡山の営業所が連絡先の物がほとんどだったと思いますが、山田の辺りに来ると管轄が変わるのでしょうか。
今後も当時周辺のマルフク看板がどちらになっているのか、注目していきたいと思います。