瀬戸内市牛窓町の古い町並みを散策していると、街角ミュゼ牛窓文化館の建物が見えてきました。
大正時代の擬洋風建築です。
1915年に牛窓銀行の本店として誕生しました。同行は1921年に中国銀行と合併。
その後は1980年まで中国銀行牛窓支店として営業を続けました。1980年までこのような銀行が現役で稼働していたというのは凄いですね。この辺りの厳重な作りは銀行の名残でしょうか。
ちなみにレンガ部分は本物のレンガではなくレンガタイルです。
中はこのような感じです。
岡山市北区の日銀岡山支店跡(現・ルネスホール)の建物と同じように、建物の中央がスッキリと開けた作りです。
現在は展示場、イベントスペースとして活用されていますが、展示がないとこのような状態です。
内部に入っての見学も可能です。イベントなどが行われている時は主催の方の指示に従いましょう。
建物の裏側も見学自由。
国の登録有形文化財です。