真庭からの「わいせつ行脚」|津山署が男を再逮捕
2021年8月18日、津山署は真庭市在住の20代の男を強制わいせつの疑いで再逮捕しました。
男は7月29日にも、津山市内で別の女性に対するわいせつ行為で逮捕されており、今回の再逮捕は余罪が裏付けられた形となります。
狙われたのは「洗車中」の無防備な瞬間
再逮捕の容疑は、7月27日の出来事。
津山市内のアパート駐車場にて、洗車をしていた女性の肩を掴んで振り向かせ、胸を触るなどのわいせつな行為に及んだ疑いです。
真庭からわざわざ津山まで赴き、ターゲットを探して歩き回る。
その執念と行動力を、なぜもっと真っ当な方向へ向けられなかったのかと思わずにはいられません。
「そこじゃない」と言いたくなる否認内容
警察の調べに対し、男は容疑を一部否認しています。
わいせつ致傷や強制わいせつの事件で「身に覚えがない」と全面否認するケースはよくありますが、この男の主張は一風変わっていました。
「(胸は触ったが、)肩は掴んでいない」
……思わず、「そこかよ!」とツッコミを入れたくなります。胸を触るという最も悪質な一線は認めているのに、それに至る「肩を掴む」という付随的な動作だけを全力で否定する。
ただこれは笑い話ではなく、肩を掴んだうえで行為を行ったすると強制わいせつ罪になる恐れがあります。大して、ただ胸を触っただけに留めれば、公然わいせつや、迷惑防止条例違反といった軽い罪にとどめる事が出来ます。主となるわいせつ行為からは逃れられないと判断し、罪を軽くする方向にシフトしたわけです。
この主張からは、自身の犯した卑劣な行為への反省よりも、自分の「触り方の作法(?)」への妙なこだわりや、少しでも罪を軽く見せたいという浅はかな意図が透けて見え、余計に気味の悪さを感じさせます。
被害者の恐怖を想像する
被害に遭われた女性にとって、自宅の駐車場という本来安全であるはずの場所で、突然見知らぬ男に襲われた恐怖は察するに余りあります。
容疑者がどうでもいい「肩」の有無について屁理屈をこねている間も、被害者の心には深い傷が残っているのです。
「胸への執着」は認めるが、手順の細部には異議を唱える——。
そんなピント外れの供述を平然と口にする男に、司法がどのような審判を下すのか。洗車という日常のひとときを恐怖に変えた代償は、決して軽いものではないはずです。
