岡山市東区の永安橋を見学してきました。
吉井川に掛かる橋で、1879年に木造の橋が建てられたのが最初です。
現在の橋は鉄橋になってから2代目で、1986年建造のものです。
夕暮れ時になかなかいい雰囲気です。
この橋を超えると西大寺浜です。西大寺の地名は住所表示状は旧西大寺市の中心部と、岡山市と合併した際に重複するか似た地名がある場合に西大寺を冠するというルールで残されています。西大寺浜は岡山市にも浜(中区)の地名があるので、後者のルールが適用されたのでしょう。
橋には歩道も完備されています。橋の北側の歩道入り口には鉄橋に架け替えられた1932年竣工の旧橋の親柱が残されています。
かつてはこの親柱の上に照明器具が着けられていたのだとか。風雅な橋だった事が想像できます。
橋の歩道と車道。
元々は有料橋で通行料が必要でした。
このことに関して「橋は長いが通行料は安い」と県令(現在の県知事)の高崎五六が渡り初めの際に語ったことから永安橋になったという説があったりします。
さすがに渡り初めの時点で名前が決まっていなかったとは考えづらいので、橋が長く持つ事を願っての名前だと思いますが、なかなかユニークな説だと思いませんか…?
関連リンク:永安橋の名前の由来
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