先日、岡山駅前に用事があったので帰りに足を伸ばして東中島の宝寿稲荷大明神にお参りしてきました。
荒れ果てた神社です。
詳細について触れている資料は見られず、岡山県神社庁にも加盟していません。
雰囲気的には昔、中島が遊郭として賑わっていた時代に商売人たちが祀っていたような感じではないでしょうか。
そういう人々も途絶え、管理されずに放置されている、と。
前の訪問時はこの場所にカローラが放置されていて正面から見られませんでした。
今回は正面からきちんと見学できました。
近づいてみるとこのような感じです。
正面の扉の片方は壊れてしまっています。それらしい物は落ちていないので、足元に茂った草木の中で朽ちているのかも知れません。
中はこのような感じです。
賽銭箱や航路のようなものが転がっているのと、何故か花の土の容器が。
本殿に向かう先の窓は開放されていました。風雨にさらされた拝殿内は人が進めば床が抜けてしまいそうです。
…という事で、東中島の少し寂しい風景でした。