赤磐市の住宅地、桜が丘を散策している途中で真新しく見える寺院の建物を見かけました。
桜が丘自体がニュータウンなどのブームの頃に開発された土地なので、寺社という観点で見ると歴史の浅い地区です。
こういったエリアにある寺社は開発後にできた新しい物が大半で、稀によそから移転してきた寺社がある程度でしょう。

こちらです。
見るからに新しい寺院の建築です。
岡山の市街地などで見られるような都会的な雰囲気が漂います。
法慶寺についてネット検索してみると、公式サイトが見つかりました。
それによると平成五年に開創とあります。なるほど、やはり新しいお寺です。
最初のご住職は井原市野上町にある智勝院の出身とあります。未訪問の寺院なのでネットで調べた見たところ、井原市の中央市街地から北西の山中に位置する寺院でした。
現在は無住になっているようです。周辺は家が点在するばかりの寂しい集落です。新たな檀家を求めての独立だったのかもしれませんね。
閑話休題。
現在は若い住職に引き継がれ、地域との交流に重きを置きながら運営しているそうです。
仏教が葬式仏教と呼ばれるようになったのは、もうずいぶんと古い話になるのですが、本来の寺院の役割は仏教の教えを人々に伝えていくことです。
法慶寺では写経会や子供寺子屋などを開催することで、それを実践しています。無宗教葬が増えている昨今、こういう活動こそが寺院の生き残りにおいて重要だと思います。
ところで寺院の手前側に何やら祠があるのが気になったので覗いてみました。

おー、立派!
岩の上に鎮座するお地蔵様、そして新鮮な花が供えられています。
新しい寺院なのでこういったものが見られるのは期待していなかったので、いい意味で裏切られました。
手水もしっかり作られています。

足元を見るとこのようなプレートがありました。
恐らくこのお地蔵様にお参りすることで、四国八十八か所をお参りしたご利益が頂けるのでしょう。
ミニ八十八か所や寺院の境内で再現したものはよく見ますが、ここまで短縮しているのは意外と珍しいかも。
有難く八十八か所分のご利益を頂いてきました。

左側の棚には折り紙で作られた仏像がありました。
先に紹介した子供寺子屋で作ったのでしょうか。なかなかよくできていて、折り方が気になりました。
帰ってからインターネットで調べてみましたが、お地蔵さんはすぐに出てくるものの、仏像となると急にハイグレードな手の込んだものしかヒットしなくなりました。
機会があればお寺の人に尋ねてみましょうか。
オープンで非常にお参りしやすい雰囲気のお寺です。赤磐市を訪れる事があれば、ぜひお参りしてみて下さい。
