以前に閉店を紹介した稲荷山健康センター。
一応、お店から出ている最新のステイトメントは休業ですが、その後どのようになっているのか見てきました。
これが2024年の稲荷山健康センターの様子です。
特に変化なし…と思いきや、バリケードが動かされています。
通れるようになったのか?と見てるとこんな張り紙がありました。
通行権がある方が通行する際は…?
この連絡先になっている番号は最上稲荷の代表電話番号です。
もしかして買い取ったのでしょうか。元々が最上稲荷が所有で、運営を委託していたのかな?と思ったのですが、どうやら違うようです。
この施設の歴史について触れてみると、稲荷山健康センターが出来たのは1990年の事です。
開発したのは下電グループの下電リゾートです。最後に運営していたのがトラベルシリウスで、2017年に取得。2020年に同社が民事再生法を受けた際に、運営する施設を絞るために稲荷山健康センターから退いています。そこから現在まで続く閉店状態が始まりました。
その後で最上稲荷が管理者になるか、買い取るかしたのでしょうか。
意外とこの手の話はあります。そこそこ裕福な寺社に限りますが、門前に妙な施設が出来るのを防ぐ目的で、とにかく購入しておく…という。
通行権がある人でも通るたびに連絡が必要という表現からすると、今のところ定期的に行き来があるような状況ではないのでしょう。
裏から見てみた建物の様子もどうぞ。
相変わらず人の気配は皆無です。
しかし特に荒れた様子もなく、最低限の管理はされているのかな?という雰囲気もあります。通行権がある人でも連絡を…という事なら、警備を入れいているのかもしれませんね。
新しい運営者が決まればすぐにでも再開できるような状況なのでしょうか。期待です。



