先日、浅口市の通称「龍宮門」を見学してきました。
その際に、すぐそばにある長川寺にもお参りしてきました。
今回が初訪問の寺院ですが、広大な敷地を持つ非常に立派なお寺です。

立派な仁王像が鎮座します。
多くの寺院では山門の脇に作られたスペース内に収められていますが、ここでは外に出た状態で置かれています。
屋外に設置されているのは意外と珍しいと思います。
仁王像の写真が必要な人はお勧めです。
では本堂。

山門から期待した通りの立派な本堂です。
この寺院は先に紹介した細川通董公の墓所があった場所ですが、墓所も非常に広くとられています。
そこからも浅口市における長川寺の影響力、檀家の多さを感じさせられます。
寺院は源頼政のひ孫にあたる西山宗久(占見の西山城の城主を務めた)が創建した寺院が起源とされています。
ただしその寺院が直系ではなく、長川寺の公式サイトによると「応永19年(1412)、曹洞宗大本山總持寺七十三世英巌章傑禅師が曹洞宗の禅寺へと改め」られたとあります。長川寺はそれから今に至るまで曹洞宗なので、長川寺の歴史としてはそこから…という事になるのかもしれません。

鐘楼も立派なものです。
台の部分を見るとまだ新しいもののようにも見えます。
鐘楼は元の物が戦時中に供出された為に1959年に新たに作られたものです。ちなみに長川寺では山門前にあった樹齢500年超とされる松の木も供出の憂き目にあって失われています。鐘は再び作ることが出来ますが、老木は取り戻せません。
ところで改修以前の宗派が気になって、公式サイトの来歴などを確認してみたのですが、先祖供養のための礼拝施設としてありました。
なので西山家の菩提寺の宗派というのが答えなのかもしれませんが、遡っても分かりませんでした。もしかすると複数の祖先の供養のために宗派を特定しないような施設だったのかもしれません。
