【新見市】超立派な山門の西来寺にお参りしてきた


新見市新見の山裾に位置する西来寺にお参りしてきました。
読み方はもしやサイクル寺かと思いましたが、セイライ寺です。自転車で行ったからと言って特別なご利益はありません。

創建は1698年の事で、厳密には別の地にあった西来庵の再興という形で建立されました。
この前年の1967年に津山藩の森家が改易され、その親族である関家が支藩のを引き継ぐ形で新見藩を立藩しました。(関連リンク:『森家 最後の津山藩主・森 衆利』)

時期的なタイミングを考えると、城下町整備の一環として寺院を誘致したような流れだったのでしょう。


新見高校実習地の横を通り、細い道路を進んで行くと上の写真のように急に景色が開けて寺院が見えてきます。
新見藩関家の菩提寺だっただけに、かなりの規模があります。駐車場も充分にあります。

遺構としては新見藩初代藩主の関長治と早世した4代藩主の政辰の墓所が当寺院にあり、市の史跡に指定されています。
他の藩主の墓所は関家親族が開いた東京の寺院にあるそうです。
その点で歴史スポットとしては弱いのかもしれませんが、個人的には新見市にもっとスポットとして打ち出してほしいと感じました。それほど立派な寺院です。


立派な山門があります。
墓所以外に史跡や文化財に指定されている物は無いので、時代的には新しめの物なのでしょう。


どん。


どん。
ド迫力でした。
写真では伝わりづらい部分もあるかもしれませんが、これらの像の造形も非常に美しいです。


残念ながら訪問時は本堂が修繕工事中で、周囲に足場が組まれてこのような状態でした。
ついでに法要をされていました。なので本堂横を通らないといけない目的の一つだった三重塔は遠慮しました。
本堂の完全な状態も見たいので、ここは再訪決定ですね。

バイクは雪が降ると走行が難しくなるので、これからの時期の県北部訪問はちょっと難しい部分もあります。
市街地の辺りだとそれほど降らないのかもしれませんが、玉野から新見までだと単に走っていくだけでも冷えで体力を奪われます。また暖かくなってから訪れましょう。




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