少し前にサイトの資料として「実写!日本恐怖100名所」という、全国の心霊スポットを紹介する本を購入しました。
1978年出版の本ですが、せっかく購入したので幾つかスポットを紹介してみたいと思います。
東京タワーの怪(東京都)
東京タワーの怪談が2つです。
まずは東京タワーが傾いているというお話し。
これは今に至るまで噂が続いているものですね。この本では原因としてタワーの脚の一つが増上寺の墓地の土地を用いている事を挙げています。
東京タワー側はきちんと供養したとして否定したそうです。
余談ですがこの噂の起源は東京とタイの霊能者だそうです。
もう一つは東京タワーの非常階段を降りてくる女性の姿が途中で消えてしまったというもの。
飛び降りたにしても女性の体は見当たらず…という内容でした。
呪われた団地(東京都足立区)
少年少女3人がわずか20日の間に飛び降り自殺を図ったといいう団地の話題です。
団地で自殺が後追いのように続いたというのであれば理解できるような気がしますが、3人は団地の住民ではないそうです。
本文中に団地の名前も記載されており、大谷田一丁目団地とあります。
先述の通り1978年の本で、建物もすでに刷新されているように見えます。
団地の建造に参加したというベテラン作業員も作業中に引っ張られそうになったという体験を口にしています。
鏡に写る外人の亡霊(東京都中野区)
東京都中野区の古い民家での怪談です。
賃貸で入居した一家の長女が化粧をしていたところ、三面鏡にガウンを着た白髪の外国人が自分の後ろに立っているのが写りました。
それから鏡だけではなくカーテンに映るシルエットなどを目撃することが続きました。
長女はこの事が原因でノイローゼになり、後に病死しました。
更にその後で親戚の娘を預かることになり、彼女もガウ黒人の姿を見たというのです。
古い民家なので家に元々住み着いていた幽霊かと思いきや、長女が初めて外国人の幽霊を見たのは、一家が住み始めて5年後のことです。
幽霊が後からやってきた…? そんな事を思わせる怪談でした。
…と、長くなってきたので今回はここまで。
また徐々に追加していきましょう。
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