2020年3月に入って、岡山県内の日本酒メーカーが相次いで倒産しました。
まず大きなニュースにもなったこちら。
多胡本家酒造場→自己破産申請を取り下げ、経営再建へ!
https://n-seikei.jp/2020/03/post-65323.html
地ビールブームの際に行った設備導入費が経営を圧迫しての倒産のようです。
あの頃に参入したメーカーは大変なところは多いのかも知れません。
…が、3月下旬に支援の声があった事を受けて破産申請を取り下げ、経営再建を始めています。
(有)遠藤酒造場(倉敷)
https://www.tokyo-keizai.com/archives/50922
こちらも倒産。
業種が不動産賃貸になっているのは…、既に免許を譲渡か返納して酒造メーカーではないということでしょうか。
2019年末には真庭市の大美酒造有限会社も廃業。
ニュース記事では日本酒離れなんて言葉もありました。
お酒のニュースメディアのSAKE TIMESで日本酒の販売量の推移について、
1975年の167万キロリットルを頂点に下降し、2016年には53万キロリットルと、3分の1にまで減少しています。
…という記載がありました。
様々な種類のお酒が販売され、お酒に味を似せたノンアルコールの飲料なども人気の現在。
清酒メーカーは淘汰の事態に入っているのかも知れません。