EIF西日本(株)(岡山)/会社更生法申請 環境資材メーカー (株)環境経営総合研究所関連(https://n-seikei.jp/2024/09/eif-1.html)
環境資材メーカーのEIF西日本(株)(登記簿上所在地:岡山県津山市神戸88、代表:小島進一郎)は8月29日、東京地裁において会社更生法を申請した。
負債総額は約22億円。
環境資材メーカー環境経営総合研究所の子会社で、津山市に本社を置くEIF西日本㈱が会社更生法の申請をしました。断熱材や紙パウダーの製造を行う会社です。
何年か前におがくずを再利用した格安の断熱材を作った事が大きく報じられましたね。
環境経営総合研究所で長年にわたり粉飾決済が行われていた事が明らかになり、債権者から会社更生法を申し立てられ財産保全処分命令を受けています。子会社である同社のそれに伴い、自ら同じ会社更生法の申請を行いました。
会社更生法なので再建を目的とした倒産ですね。負債額は22億円ですが、これは2023年8月末時点での数字らしく、直近の数字ではないようです。
額は大きいものの売り上げ、利益をしっかりと上げている会社なので更生法を通しての復活に期待ですね。
ちなみに親会社の方は264億円の負債と報じられています。
同社の設立は2011年、親会社である環境経営総合研究所の企業概要では「 岡山県津山市に大手家電メーカーとのJVで大型断熱材工場を建設 (EIF 西日本株式会社)」とあります。
JVは共同企業体制度です。大手家電メーカーがどこなのか興味がありましたが、検索した範囲では分かりませんでした。