1995年の岡山市の市街地の地図から、マクドナルド清輝橋店周辺を見て行きましょう。
個人名は消しています。
これが1995年頃のマクドナルド清輝橋店周辺の様子です。
まず一番に目につくのは、マクドナルドの西隣に位置する葬儀会館がまだ出来ていない事です。
前身はなんと林原モータープール、駐車場だったのですね。
林原モータープールと言えば現在のイオンモール岡山のあった場所が思い浮かびますが、清輝橋にもこれだけの広大な駐車場を持っていたのですね。
当時の会社の勢いを感じさせます。こりゃ、ザ・ハヤシバラシティも思いつきますね。
もう一つ驚いたのが、北隣がニチエイとある事です。パチンコ屋さんだったようですが、私たちの世代だとここはツタヤでした。
まだネット回線がダイヤルアップやADSLなどで遅かった時代なので、ダウンロードやストリーミングサービスは余り活発ではなく、レンタルDVDやCDが隆盛だった頃、この辺りは市街地から少し離れつつも眠らない町だったのです。
ツタヤ清輝橋店が閉店したのが2011年9月。
この地図が1995年で、いつ開店なのかは分かりませんが営業期間は15年程度だった事になります。意外と短かったのですね。
厳密には閉店ではなく新設された青江北店への移転でしたが、そちらも閉店で現在は十日市店が後継の店舗になっています。時代ですねぇ…。
閑話休題。
話しを戻しましょう。
個人的にもう一つ気になったのは林原モータープールの一角にある二つの建物です。
1つは理髪店、もう1つは個人宅です。形状的に林原が土地を買い上げた際に、それに応じなかった建物…と言うように見えます。
現在の葬儀屋になった時点でこの建物はどちらも残されていません。駐車場の一角に家がある形になって取り残されて嫌になってしまったのか、それとも葬儀屋が好条件を出したのか…。
町の発展に押し出されてしまったようで、なんとなく寂しい気持ちになりました。