「岡山とりめし」初代王者 イベントで販売へ 岡山市中心部8、9日、唐揚げに甘辛いたれ
https://news.yahoo.co.jp/articles/86d948da7eb4c136c74820d9703c4a9ba59bb42c

岡山の新たなご当地グルメとして売り出し中の「岡山とりめし」。昨秋初開催された「とりめし―1グランプリ」で、初代王者に輝いたとりめしが8、9日、岡山市中心部で肉をテーマに開かれる食イベント「イート アップ オカヤマ」で販売される。

とりめし-1グランプリとは?

不覚にも見落としていた話題です。
2023年9月に岡山のとりめしのグランプリが開催されていたそうです。その名も「とりめし-1グランプリ」。
T-1とか、もう少し凝った名称には出来なかったのでしょうか…(笑)

グランプリは下石井公園で開催され、11店舗の中から来場者の投票によって王者が決められました。
1回目の王者になったのは焼き鳥ムゲンのとりめしです。
今回のニュースはこれをイート・アップ・オカヤマで販売する事になったという物です。これまではムゲンの系列店のみでしか食べられませんでしたが、イベントで提供されるという事で普段は系列店に行けないような人も食べる事が出来ます。

新たなご当地グルメに…?

山陽新聞の記事にはこの他に気になる記載がありました。
新たな岡山のご当地グルメとして売り出し中の岡山とりめし

個人的にこの部分には引っかかりを感じます。
岡山県ととりめしの関係は、元々ほっかほっか亭が岡山限定メニューとしてとりめしを扱っていた事に由来します。
歴史的な由来はありません。それを無理にご当地グルメに昇華させようとしているのは、ちょっとインターネットのネタに乗っかりすぎな気がします。
というより、文化がありません。昔から食べられてきた内容であるとか、タレや鳥の種類などについてもこれと言った伝統がありません。それを岡山のご当地メニューとして定着させるのは厳しいのではないでしょうか。
ご当地グルメといて売り出されても、普段から食べ続けてきたメニューという訳ではないので、若干の違和感を覚えます。

「とりめし発祥の地」といったスタンスから、様々なとりめしを提供するような流れの方が、分かりやすいのではないでしょうか。
それと個人的な要望としてはとりめし-1グランプリにショーレースとは別枠で、元祖のほっかほっか亭のとりめしにも登場して欲しいなと思います。起源の味なわけですから、それを食べる機会を設けておくのは大切ではないでしょうか。

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